コイン コラム

ますます入手困難になるかもしれないシルバー

日本では金(ゴールド)の価格上昇にばかり目が行きがちです。

 

情報番組などで取り上げられる「買取店」などへの取材も、

「金が高騰しているから売り時です!」といったようなものや、「昔付き合っていた人からもらったK18のリングが思った以上に値がついた!」と喜んでいる女性のものが多くなっている印象です。

 

 

あまり、シルバーが高騰し始めていることは、報道されません。

 

 

そんななか、先日10月13日からアメリカ造幣局(United States Mint)は、アメリカンイーグルコインなど一部のシルバー製品の価格を再設定すると発表していました。

 

「再設定」とは、値上げするという意味です。

 

 

もっとも今回は、流通量が多くないコレクター向けの製品を値上げの対象としていますが、これはいずれ、他のシルバー製品にも波及してくるはずです。

 

なぜなら、日本ではあまり知られていなくても世界ではシルバーの枯渇が心配されていて、今後 高騰していくだろうと言われているからです。

 

 

実際、今回のUnited States Mint の発表も、

コストの上昇のため、同じ品質を維持するためにどうしても再設定が必要となった

とされています。

 

 

シルバーが枯渇するかもしれないその理由

シルバーは銀貨、つまりお金として以外にも、その使用用途は多岐に渡ります。

 

例えば、太陽光パネルの製造には欠かせませんし、スマホやパソコンにも相当な量が使われています。

 

また、ミサイルなど戦争の道具にも使われていて、それらのために国が優先してシルバーを調達するため、一般の人に渡る量は限られます。

 

 

また、ゴールドと違い比較的地表表面で採掘できるため、埋蔵量が多くないにもかかわらず容易く掘り尽くされてしまうそうです。

 

 

よく、電化製品のリサイクルが進むと使われていた金属が回収できるため、それらは採掘するよりも低コストなため価格上昇はしない・・・などと言われることがありますが、実際は、それらリサイクルから回収するためのコストは、1オンスあたり250ドルほどかかるそう。

 

現在、シルバーは1オンスあたり25ドルほどですから、約10倍になってもおかしくなはいことになります。

 

 

ますます高騰する?

シルバーはここ1年で大幅に価格上昇しました。

2019年10月25日あたりは1オンスあたり16ドルほどでしたが、今は25ドルほどです。

 

 

世界的な金融緩和によるリスクヘッジのために世界の富裕層がゴールドやシルバーを買い集めていることや、ゴールドだけが異常に高騰したため歴史的にみたゴールドとシルバーの価格バランスが崩れていますが、その調整のため、そして現在のような裏付けに乏しいい紙幣発行システムから、本来あるべき姿の「金本位制」に戻そうという動きをみても、貴金属、とりわけシルバーの価格上昇はもはや既定路線と言えると思います。

 

 

ただ、慌てて買い集める必要はありません。

 

なぜなら、政府が必要とする量を買い集めるため、大きな価格上昇はないでしょう。

それはつまり、価格調整されているのではないか・・・ という疑いを少し持っているわけですが、実際に大手金融機関の関係者がその疑いでつかまり、その勤め先は罰金を払わされています。

(参考:ETFより現物を買った方がいい理由

 

ゆっくりと、長期目線で全資産の5%を超えない範囲程度で、現金資産をシルバーなど貴金属に交換していくのがいいと思います。

 

そして、どうせ買うなら、品質が良く人気もある、カナディアンメイプルシルバーのコインがよいと思います。

 

人気があり流通量が多いということは、それだけ流動性・換金性に優れているとも言えますので。

 

カナダ メープルリーフ シルバーコイン 2020 1oz

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