アメリカではほとんどの州・市で、賃貸不動産の検査をする仕組みがあります。
賃貸用不動産を購入した後、入居者を入れる前に検査を受け、市の定めた賃貸に不動産であることを確認してもらうシステムです。
これは、建前上 入居者にとって一定の基準以上の住居で生活をしてもらうために行うものですが、残念ながら必ずしも公平・平等に査定・検査してくれるとは限りません。
検査官が恣意的に検査基準を必要以上に厳格化したり、1度目の検査で指摘しなかったことを2度目の検査で指摘し、何度も補修を入れたりする必要が出てくるということが、たまにあります。
その背景には、アメリカ人ではない外国人が不動産を購入し、アメリカ人に貸し出すことをよく思わなかったり・・・ といった、嫌がらせに近いこともないとは言えません。
当然、抗議してもダメで従うしかないのですが、この辺りもちょっとしたコツがありますので、実際にアメリカ不動産投資を始める時に、お伝えしたいなと思います。
こうした「嫌がらせ」を受けると修理費がかさんだり、購入から賃貸付けまでの期間がかかり著しく利回りは悪化、ひいては資金繰りも厳しくなってしまうこともあります。
そんな時は、損切りしてしまうことも考えに入れておいた方がよいと思います。
アメリカは「自由の国」ですが、白人以外への人種差別は日本以上。
貧富の差も激しいので、検査官が白人で不動産オーナーがアジア人だと気分が悪いこともあるのでしょう。
でも、こうしたこともアメリカの文化の一つとして、寛容に受け入れる方が投資家にとってはより成功に近づけるといった意識を持つくらいの方がよいでしょう。
検査に不合格の物件には、このような赤いステッカーが貼られてしまいます。
不動産投資家としての自覚
不動産投資は保険やインデックス投資と違い、資金を投入(物件を購入)したらあとはほったらかしで待つだけ・・・ と言ったものでは有りません。
だからといって自分一人で何もかも頑張る必要はないし、投資仲間としてサポートもしますので遠慮なく相談していただけたらと思います。
でもやはり最終的には物件オーナーの考え方や姿勢が、投資成果に大きく影響を与えます。
おんぶにだっこ、人任せ、口だけにならないよう、不動産投資家 = 不動産事業家としてしっかりと自覚をもって取り組んでいただきたいなと思います。
もしこれからもアメリカ不動産について学びたい、情報が欲しいという方は、ぜひこれからも時々 このサイト(https://mirais.club/category/column/realestate-us/)にアクセスしてみてください。
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投資で成功しない人の特徴
「投資」というものに対して、投資をしていない人はどのようなイメージを抱くでしょう?
もしかしたら、
- 金の亡者
- お金のためならなんでもやる人
- お金があれば幸せになれると思っている寂しい人
- 人間性や人間味に欠けた冷徹な人
・・・
といったイメージを持っているかもしれません。
上に挙げたイメージは実際に投資をしたことがない人が抱くものだそう。
でも、どうでしょう?
そんなことはありません。
実際は投資仲間はほとんどの人は温かく仲間思いです。
確かに、投資をやらない人に比べると、やることとやらないことの線引きがはっきりしているかもしれません。
例えば、無駄だと思う飲み会や食事会に、付き合いだけで参加しない人が多い様な気もします。
つねに、「これは投資か消費か」を意識して考えているので、単なる消費であるものに時間もお金も投じることはしないので、それをみて冷たくドライな人というイメージをもたれるのかもしれません。
私たちの仲間も人として温かな人が多く、投資という共通項があるから・・・ という理由をのぞいても、物知りで勉強家、人として尊敬できる人が年齢問わずたくさんいます。
投資家として成功できない人の特徴は、お金で人を動かそうとする人。
例えば、無駄に高級な時計やバッグをひけらかしたり、相手への敬意がない傍若無尽な人は、たとえお金の量はたくさんあっても寂しい人生を送ることになるのではないかと思います。
アメリカ不動産は確かに日本の不動産よりも可能性がありますし、今から不動産投資を活用して資産を形成していこうという人にとってもかなり有望だと思います。
投資で自分を、家族を、大切な人を幸せにしたいと願う人と一緒に取り組めたらいいなと思います。