アメリカ不動産の買い付けから決済までの一般的な流れ。
必ずしもこの流れとは限りませんが、一般的な手続きの進み方を知っておくと、安心度が増しますよね。
やってみればなんともない手続き関係ですが、不動産を買う前からあれこれ心配して「やっぱりやめておこう」となることは、よくあることです。
前もって手続きの流れを知っていれば、多少なりとも精神的な負担は軽減できます。
1. 買い付けを入れるのに必要な 3 つのもの
- 買い付け用紙
- EMD(手付金)
- POF(残高証明)
欲しい不動産に買い付けを入れる際は、上記書類が必要です。
物件に入居者がいる場合は、入居者の情報も確認するようにしましょう。
家賃の支払い状況の確認は必須です。
また、物件を現地に見に行った方がいいかどうかは、見にいくに越したことはありませんが実際は現地に見に行かないで買い付けを入れるケースも少なくありません。
2. 価格等の交渉が終わったら、物件の検査
遠隔地からだと、実際に修理業者に依頼して見に行ってもらい、見積もりを取るのが良いと思います。
3. 検査が終わり、物件の状態に満足したら、決済の準備
4. 決済日を決める
正式に契約が決まると決済に向けての準備になります。
タイトルカンパニーと呼ばれる決済会社に準備を依頼し、決済日を決めます。
書類のサインに認証が必要な場合は、アメリカ大使館で書類を用意するか、エージェントに委任状を渡して代わりに署名してもらいます。
5. 送金
決済日の前にタイトルカンパニーに送金します。
6. 書類受領
決済が終わると、タイトルカンパニーから書類一式が送られてきます。
以上が、ごく簡単ですが一般的な流れです。
また、海外で投資するにはその前提として、パスポートを持っている必要があります。
日本ではあまり身分証明としてパスポートを提出する機会はありませんが、パスポートは国際的に重要な本人確認書類です。
実際に買い付ける際にはサポートしますので、あまり心配は要りません。